内科
メタボリックシンドローム
■■■生活習慣病Q&A■■■
メタボリックシンドロームなど生活習慣病
Q:生活習慣病ってなに?A:『食習慣、運動習慣、休養、喫煙、飲酒などの生活習慣が、その発症・進行に関与する症候群』と定義されています。代表的な病気としては、高血圧、高脂 血症、糖尿病、高尿酸血症、そして悪性新生物である肺がん・胃がん・大腸癌・乳がん・子宮がんなどです。
以前は『成人病』と呼ばれていましたが、乱れた生活習慣を見直す事により予防できることから、呼び名が『生活習慣病』と変わりました。
成人に限らず、小児にも発症します。
自覚症状は現れにくいため、病気の進行に気がつきません。自覚症状が出たときには、かなり進行していることが多いです。日ごろの生活習慣を見直す事が、予防になります。
Q:正しい生活習慣って?
A:1.喫煙をしない
喫煙年数、1日の本数により肺がんの発症頻度が高くなると言われています。食道癌や、喉頭癌にも関与します。
2.定期的に適度な運動をする
目標は1日1万歩です。30分以上のウォーキングを週2,3回するといいですね。
3.適正体重を維持する
適正体重の目安:体重(kg)/身長(m)/身長(m)=22±2
4.規則正しく毎日7.8時間の睡眠時間をとる
十分な休養が取れないと、ストレスや、疲れがたまり病気が発症する原因になります。
5.過度の飲酒をしない
節度のある飲酒をしましょう。休肝日を取りましょうね。
6.毎日朝食を食べる
7.間食はしない
バランスのよい食事を心がけましょう。塩分、脂肪分は控えましょう。旬のものや、新鮮な食材を摂るようにし、食生活を楽しみながら、規則正しい食生活をしていきましょうね。
次に、具体的な生活習慣病について説明しましょう
Q:高脂血症って?
A:血液中のコレステロールや中性脂肪などの脂質が高い状態をいいます。
善玉コレステロール(HDL)が減り、悪玉コレステロール(LDL)が増加すると、コレステロールが血管に付着し動脈硬化となります。動脈硬化が進行すると、脳卒中や心筋梗塞を生じることもあります。
Q:更年期障害と高脂血症
A:閉経後女性の50%が高脂血症であると言われています。
更年期とは、卵巣から女性ホルモン(エストロゲン)の分泌が低下し、卵巣機能が低下する時期のことを言います。
エストロゲンは、血液中のコレステロールの調整するので、更年期に高脂血症になる方も少なくありません。
Q:高血圧症って?
A:高血圧とはご存知のごとく、血圧が高い状態をいいます。血圧は変化しやすいので、1回の数値が高いから高血圧というわけではありません。繰り返し測定 しても高い場合に高血圧と診断します。わが国の高血圧治療ガイドラインでは最高血圧(収縮期血圧)140mmHg以上、最低血圧(拡張期血圧)90以上の 両方、いずれかを満たすものを高血圧と定義されています。
Q:更年期障害と高血圧症
A:更年期とは、卵巣から女性ホルモン(エストロゲン)の分泌が低下し、卵巣機能が低下する時期のことを言います。
エストロゲンは脳の視床下部より分泌されるホルモンによって調整されており、更年期にエストロゲンが低下すると、視床下部からのホルモンの分泌が活発になります。視床下部が調整する自律神経に影響が生じ、血圧が不安定になることがあります。
また、更年期症状によるストレスで血圧が上昇することもあります。
更年期が終われば、安定する場合もありますが高血圧になっていることもあるので、自己判断をせず、医師に相談し、指導のもと血圧を管理することが望ましいです。
Q:糖尿病って?
A:早朝空腹時血糖値126mg/dl、随時血糖値200mg/dl以上、75g経口ブドウ糖負荷試験(OGTT) 2時間値200mg/dl以上のいずれかであれば糖尿病と診断されます。
(75gOGTTとは、空腹時に75gのぶとう糖の含まれる水225mlを飲み、経時的に採血、採尿をする検査です)
空腹時血糖値110-125mg/dl、またはOGTT2時間値140-199mg/dlの場合は境界型糖尿病といい、糖尿病の予備軍です。生活習慣改善が必要な場合が多いです。
初期の糖尿病は症状がでないことが多いです。血糖値が高くなると、口渇、多飲、多尿、体重減少、疲労感、手足のしびれ感などが生じます。このような症状がみられた場合は、すぐに医師に相談してください。 生活習慣病(高血圧、高脂血症、糖尿病)は、生活習慣を見直すことにより、予防できる場合が多いです。
症状がでにくいので、発見が遅れることも多いです。
また、更年期には高脂血症、高血圧などが発症する場合もあります。また掻痒感などの皮膚症状が出る方もいます。
当院では、女性医師が内科、婦人科、皮膚科の面からトータル的に診察しております。
気になることがある方は、お気軽にご相談ください。


