東京都 太田区 内科 産婦人科 皮膚科 中絶 ピル アフターピル(緊急避妊ピル)

伊藤メディカルクリニック

産婦人科

中絶手術

中絶手術について

人工妊娠中絶
妊娠はしたけれども、いろいろな事情によりどうしても中絶を選択しなければならない状況があります。
その場合は母体保護法により人工妊娠中絶を行います。
手術は早期の方が母体にかかる負担は軽減できます。
妊娠され、妊娠を継続するかお悩みの場合は、まずは受診なさって下さいね。

Q:人工妊娠中絶とは?
A:胎児が母体外で生存できない時期に、人工的に妊娠を中断させ胎児を母体外にだすことです。
胎児の発育が途中で停止してしまったり、母体内で死亡してしまった場合は、流産、または自然流産といい、人工妊娠中絶とは異なります。
また、人工妊娠中絶は母体保護法という法律にそって行われ、人工妊娠中絶が法律的に可能なのは妊娠21週(21週6日)までです。

Q:妊娠週数はどのように数えるのですか?
A:最後の生理の第1日目を0日として6日までを妊娠0週、7日から13日までを妊娠1週として数えていきます。最終的には、超音波で妊娠週数を診断します。
生理不順や生理だと思っていたら実は妊娠に伴う不正出血だったりすることも多いので、妊娠の可能性があり、通常の生理と違う出血がみられた場合は市販の妊娠検査薬をして下さいね。

Q:手術したほうがよい時期とかあるのですか?
A:妊娠8週くらいまでが適しています。
4週から5週までは子宮口が固く開きにくいので、内容物が出にくいです。
9週以降は出血量が多くなることがあり、12週以降は胎児が大きくなっているため分娩に近い形で胎児を娩出させることが多いです。
人工妊娠中絶を選択しなくてはならない場合は、早い時期に手術を受けるほうが母体への負担が少ないです。
ご妊娠の可能性がある場合は、お早めに妊娠の確認をされたほうがいいでしょう。

Q:手術を受けると決めた場合は、どうすればいいのですか?

A:まず、母体保護法指定医(医師会で指定されて人工妊娠中絶をおこなってよい医師)を受診し相談しましょう。
相談の結果手術を選択された場合には、同意書が必要となります。
本人と配偶者もしくはお相手の男性の署名、捺印が必要です。
「配偶者が知れないときもしくはその意思を表示することができないとき。または妊娠後に配偶者が亡くなったとき」などは本人の署名、捺印でよい場合もあります。

Q:人工妊娠中絶は具体的にはどうやってするのですか?
A:人工妊娠中絶は妊娠週数によって異なってきます。
妊娠初期(11週頃まで):
胎児が小さいので子宮口を人工的に開いて、胎児や付属物をかきだします。手術は静脈麻酔で行い、手術時間はだいたい5分から10分くらいです。

妊娠中期(13週以降):
胎児が成長しているため、機械的に子宮口を開いただけでは母体外にだすことはできません。
陣痛をつけ分娩に近い形で胎児を娩出場合が多いです。
ご入院が必要となります。
中絶後は病院が発行する死産証書とともに、役所に死産届けを提出し、埋葬許可書を発行してもらいます。許可書がないと、胎児の埋葬ができません。

当院での人工妊娠中絶方法
初診時
母体の状態、胎児の正確な週数を把握するために超音波検査をします。
手術日を相談後、感染症の有無を確認するために採血(8000円)をさせていただきます。
血液型が不明な方の場合は、採血させていただきます(2500円)
手術当日、手術後の診察の流れ等をくわしくご説明させていただきます。

手術当日
①点滴を挿入させて頂き、点滴から静脈麻酔を行います。
②麻酔が十分にかかったことを確認後、手術を開始します。
麻酔のかかり方には個人差があります。例えば、体格、日常の飲酒量などによっても違ってきます。
当院では、患者さんにあわせて、数種類の薬剤を使用し、麻酔の量も調整しております。

②中絶手術には、一般的にソウハ法、吸引法があります。
時々、患者さんから『中絶は吸引法の方が安全と聞いたのですが。。』と、ご質問を受けます。手術の方法は違いますが、術後の経過には大きな差はありません。
ただ、ソウハ法は熟練した技術が必要ですので、熟練した医師が選択する手術法と言えます。
当院では、術後の胎児を患者さんごとにそれぞれお寺でご供養させて頂いておりますので、通常はソウハ法で手術を行っております。かかる時間は5分から10分程度です。
ご供養の費用は患者さんより頂戴しておりません。
もちろん、ご希望があれば、患者さんご本人もお参りしていただけます。
また、術前処置で子宮口を広げる為に手術前日や当日に子宮口にタンポンのような棒状のものを挿入する場合があります。
挿入時に一次的なものですが、腹痛を生じる患者さんがいる為当院では行っておりません。
安全性、手術後の経過には大きな差はございませんので、安心してください。

③術後は、麻酔から覚めるまでお休みいただきます。
麻酔の覚醒にも個人差があります。平均1,2間で帰宅可能となります。

手術の費用は125000円(税込み)です。
麻酔や、手術後に処方する内服薬の量によって多少(1.2千円)変動する場合がございます。
また、週数が経過した場合は料金が異なりますので、診察時にご確認くださいね。

手術当日(来院時)に注意していただく事

★手術当日は絶飲絶食でお越し下さい。
★来院なさるときは、ご自分で自転車や車の運転をしないで下さい。
どなたかに、お迎えに来ていただけるようにしていただければと思います。
★体を締め付けるような服装はやめましょう。かかとの低い安定感のある靴でお越しくださ い。
★コンタクトレンズ、アクセサリー類(ネックレス、ピアス、指輪等)ははずしてきてください。
お化粧やマニキュアはしないでください。爪は短く切りましょう。
★生理用ショーツ、夜用ナプキン2、3枚を用意してください。
★当日、体調不良の方は来院時にお知らせください。
★必ず手術同意書をお忘れなくお持ちください

手術後
①手術後抗生剤、子宮収縮剤、鎮痛剤を処方しますので、指示どおりに内服してください。
②手術後異常がない場合でも1から2週間後の指示された日に診察をお受けください。

Q:手術後の注意
★手術後3日間程度は必ず安静をお守りください。調子がよいからと仕事をされる方がいらっしゃいますが、出血や発熱、腹痛の原因になりますのでご注意ください。
どうしても翌日からお仕事をしなければならない場合は、必ず医師にご相談くださいね。
軽作業でしたら問題ないですが、腹痛、発熱などの症状が出現する場合もございますので。

★出血は7日間程度続きますが、手術後の診察が終わるまでは湯船につからず、シャワーのみとしてください。
★性交渉は術後2週間程度経過し、出血がなくなってから可能となりますが、医師の許可を確認してください。術後3ヶ月間は妊娠しないように、必ず避妊をしてください。
術後、早期のご妊娠は流産の可能性が高くなります。
★アルコールは出血量が増加する原因になりますのでひかえてください。

Q:次の生理はいつきますか?
A:通常手術後1、2ヶ月で始まります。術後、月経がこなくても妊娠する可能性はあるので、必ず避妊はしてください。
生理がこなくても妊娠する可能性もあります。
生理が来ない場合は、ご相談くださいね

Q:人工妊娠中絶にはどんな副作用がありますか?
A:人工妊娠中絶手術は子宮の中の胎児や付属物を細長いスプーンのようなもので掻きだす処置をします。子宮は軟らかいため、または形態異常のためにまれに子宮に穴があくことがあります。この場合は、入院し安静とし抗生剤などの点滴を行うとふさがることが多いですが、穴が大きい場合は開腹手術となることがあります。
このような可能性のある処置のため、人工妊娠中絶は熟練した母体保護法指定医にのみ許可されています。

Q:中絶すると不妊になるのでしょうか?

A:まず心配しなくても大丈夫です。術後は子宮内膜がフレッシュになり妊娠しやすくなります。ただし、以前からある感染が悪化したり、術後のケアが不十分で感染を生じたり、中絶手術を5,6回以上繰り返して、癒着がある場合は注意が必要です。
当院では、手術後低用量ピルの指導をしており、ご希望の患者さんには処方しております。

術後には低用量ピルの服薬指導も行っております。
避妊をせずに性交渉をすれば妊娠する可能性があります。
望まない妊娠を避ける方法は避妊です。妊娠を希望しない場合は正しい避妊を行うことが大切です。
また、低用量ピルには避妊以外にも月経痛、月経不順、ざ瘡など低用量ピルにはさまざまな効果があることがわかってきています。
ご希望の方やご興味のある方は医師にご相談くださいね。

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